クローン病

クローン病│おもな特徴

「クローン病」とは、小腸・大腸にある消化器官の粘膜に炎症が発生し、深層にまで及ぶ組織を欠損する、潰瘍(かいよう)や、びらん(ただれ)などを引き起こす慢性疾患のひとつです。口腔を始め肛門に至るまで、ありとあらゆる身体の部位に炎症を生じ、高熱/激しい下痢/著しい体重減少/下血などの病状を呈します。

そして、肛門周囲に膿が排出される穴があく疾患”痔瘻(じろう)”、また”肛門周囲膿瘍”などさまざまな合併症を発症する場合もあります。本疾患は、病状が一旦緩和しても、再び発症するというサイクルを経ながら、段階的に進行及び悪化していく性質を持っています。

おもに欧米人に罹患率が高い疾患ではありますが、最近になって日本人においても患者数が増加している傾向にあります。

クローン病の要因としてはさまざまで、本来、米を主食とし、野菜などが中心で動物性食品などは滅多に食卓に並ぶことのなかった食習慣の歴史を持つ日本人においては、腸に異常反応を生じさせる可能性のある、肉や加工肉を多量に摂取する食生活の欧米化がまず挙げられます。

また、人種を問わず、食品が含有する物質・微生物による異常反応が原因ではないかとの考察もあります。そのほか、何らかの遺伝的要素が起因し、腸内の細菌とリンパ球に鋭敏な反動が生じ、当疾患の発症につながるのではという意見もあります。しかしながら、これといって確証されたものがなく、現状においては立証的な要因は解明されていません。

本疾患の症状の特徴には、前述のように口腔~肛門までのあらゆる消化管に炎症が発生することが挙げられます。そのほかに、非常に若い世代層においての発症率が高く、男性では20~24歳、女性ではわずか15~19歳の患者数が多くを占めている傾向にあります。

当疾患はタイプ別に分類され、①小腸に病態が認められる“小腸型”、②大腸に認められる”大腸型”、③両腸に認められる“小腸大腸型”の3種になります。炎症が生じている細胞を病理組織検査により顕微鏡によって観察すると、“非乾酪性類上皮細胞肉芽腫”といわれるものが確かめられるのも特徴のひとつです。

クローン病の治療法としては、おもに薬物療法になります。身体の炎症を抑える副腎皮質ホルモンのひとつであるステロイド剤や、メサラジンともよばれる抗炎症薬のひとつで本疾患の治療に適しているアミノサリチル酸製剤を経口投与、または点滴注入によって用います。

そのほかに、通常の食事に何らかの要因の可能性が考えられるために、症状が重篤な際には絶食などをしなければならないケースもあります。しかし、病態の改善がみられたら、成分栄養剤/たんぱく質・脂肪を含んでいない流動食などを摂取できるようになります。

ただし、症状が改善したとはいっても、食物繊維や脂肪を多く含む食品は可能な限り、口にしないよう留意することが必要になっていきます。

血液・造血器疾患による障害の認定基準

血液・造血器疾患による障害としてのクローン病の認定基準は、「日本年金機構」国民年金・厚生年金保険 障害認定基準⇒第14節 血液・造血器疾患による障害⇒1 認定基準/2 認定要領(1)~(8)に従って以下のようになります。

血液・造血器疾患による障害

認定基準

血液・造血器疾患による障害については、次のとおりである。

障害の程度

障害の状態

1級

身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの

2級

身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

3級

身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を有するもの

血液・造血器疾患による障害の程度は、自覚症伏、他覚所見、検査成績、一般状態、治療及び症状の経過等(薬物療法による症状の消長の他、薬物療法に伴う合併症等)、具体的な日常生活状況等により、総合的に認定するものとし当該疾病の認定の時期以後少なくとも1年以上の療養を必要とするものであって、長期にわたる安静を必要とする病状が、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のものを1級に、日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のものを2級に、また、労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のものを3級に該当するものと認定する。

認定要領

(1)血液・造血器疾患は、臨床像から血液・造血器疾患を次のように大別する。

ア 赤血球系・造血不全疾患(再生不良性貧血、溶血性貧血等)

イ 血栓・止血疾患(血小板減少性紫斑病、凝固因子欠乏症等)

ウ 白血球系・造血器腫瘍疾患(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫等)

(2)血液・造血器疾患の主要症状としては、顔面蒼白、易疲労感、動悸、息切れ、頭痛、めまい、知覚異常、出血傾向、骨痛、関節痛等の自覚症状、発熱、黄疸、心雑音、舌の異常、感染、出血斑、リンパ節腫大、血栓等の他覚所見がある。

(3)検査成績としては、血液一般検査、血液生化学検査、免疫学的検査、鉄代謝検査、骨髄穿刺、リンパ節生検、骨髄生検、凝固系検査、染色体分析、遺伝子分析、細胞表面抗原検査、画像検査(CT検査・超音波検査など)等がある。

(4)血液・造血器疾患による障害の程度を一般状態区分表で示すと次のとおりである。

一般状態区分

区分

一般状態

無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの

軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの  例えば、軽い家事、事務など

歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの

身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

(5)各等級に相当すると認められるものを一部例示すると次のとおりである。

等級

障害の状態

1級

A表Ⅰ欄に掲げるうち、いずれか1つ以上の所見があり、かつB表Ⅰ欄に掲げる1から4までのうち、3つ以上に該当するもの(ただし、溶血性貧血の場合は、A表Ⅰ欄に掲げるうち、いずれか1つ以上の所見があり、B表Ⅰ欄の1に該当するもの)で、かつ、一般状態区分表のオに該当するもの

2級

A表Ⅱ欄に掲げるうち、いずれか1つ以上の所見があり、かつ、B表Ⅱ欄に掲げる1から4までのうち、3つ以上に該当するもの(ただし、溶血性貧血の場合は、A表Ⅱ欄に掲げるうち、いずれか1つ以上の所見があり、B表Ⅱ欄の1に該当するもの)で、かつ、一般状態区分表のエ又はウに該当するもの

3級

A表Ⅲ欄に掲げるうち、いずれか1つ以上の所見があり、かつ、B表Ⅲ欄に掲げる1から4までのうち、3つ以上に該当するもの(ただし、溶血性貧血の場合は、A表Ⅲ欄に掲げるうち、いずれか1つ以上の所見があり、B表Ⅲ欄の1に該当するもの)で、かつ、一般状態区分表のウ又はイに該当するもの

ア 赤血球系・造血不全疾患(再生不良性貧血、溶血性貧血等)

A表

区分

臨床所見

1 高度の貧血、出血傾向、易感染性を示すもの

2 輸血をひんぱんに必要とするもの

1 中度の貧血、出血傾向、易感染性を示すもの

2 輸血を時々必要とするもの

1 軽度の貧血、出血傾向、易感染性を示すもの

2 輸血を必要に応じて行うもの

B表 

区分

検査所見

1 梢血液中の赤血球像で、次のいずれかに該当するもの

(1)ヘモグロビン濃度が7.0g/dL未満のもの

(2)網赤血球数が2万/μL未満のもの

2 梢血液中の白血球像で、次のいずれかに該当するもの

(1)白血球数が1,000/μL未満のもの

(2)顆粒球数が500/μL未満のもの

3 血液中の血小板数が2万/未満のもの

1 梢血液中の赤血球像で、次のいずれかに該当するもの

(1)ヘモグロビン濃度が7.0gdL/以上9.0g/dL未満のもの

(2)網赤血球数が2万/μL以上6万/μL未満のもの

2 梢血液中の白血球像で、次のいずれかに該当するもの

(1)白血球数が1,000/μL以上2,000/μL未満のもの

(2)好血球数が500/μL以上1,000/μL未満のもの

3 梢血液中の血小板数が2万/μL以上5万/μL未満のもの

1 梢血液中の赤血球像で、次のいずれかに該当するもの

(1)ヘモグロビン濃度が9.0g/dL以上10.0/dL未満のもの

(2)網赤血球数が6万/μL以上10万/μL未満のもの

2 梢血液中の白血球像で、次のいずれかに該当するもの

(1)白血球数が2,000/μL以上3,300/μL未満のもの

(2)好中球数が1,000/μL以上2,000/μL未満のもの

3 梢血液中の血小板数が5万/μL以上10万/μL未満のもの

イ  血栓・止血疾患(血小板減少性紫斑病、凝固因子欠乏症等)

A表

区分

臨床所見

1 度の出血傾向、血栓傾向又は関節症状のあるもの

2 充療法をひんぱんに行っているもの

1 度の出血傾向、血栓傾向又は関節症状のあるもの

2 充療法を時々行っているもの

1 度の出血傾向、血栓傾向又は関節症状のあるもの

2 充療法を必要に応じ行っているもの

(注)補充療法は、凝固因子製剤(代替医薬品やインヒビター治療薬の投与を含む。)の輸注、血小板の輸血、新鮮凍結血漿の投与などを対象にする。

B表

区分

検査所見

1 PTT又はPTが基準値の3倍以上のもの

2 小板数が2万/μL 未満のもの

3 固因子活性が1%未満のもの

1 PTT又はPTが基準値の2倍以上3倍未満のもの

2 小板数が2万/μL以上5万/μL未満のもの

3 固因子活性が1%以上5%未満のもの

1 PTT又はPTが基準値の1.5倍以上2倍未満のもの

2 小板数が5万/μL以上10万/μL未満のもの

3 固因子活性が5%以上40%未満のもの

(注1)凝固因子活性は、凝固第[Ⅱ・Ⅴ・Ⅶ・Ⅷ・Ⅸ・Ⅹ・ⅩⅠ・ⅩⅢ1]因子とフォンヴィレブランド因子のうち、最も数値の低い一因子を対象にする。

(注2)血栓疾患、凝固因子欠乏症でインヒビターが出現している状態及び凝固第Ⅰ因子(フィブリノゲン)が欠乏している状態の場合は、B表(検査所見)によらず、A表(臨床所見)、治療及び病状の経過、具体的な日常生活状況等を十分考慮し、総合的に認定する。

ウ 白血球系・造血器腫疾患(白血病、悪性リンパ種、多発性骨髄腫等)

A

区分

臨床所見

1発熱、骨・関節痛、るい瘦、貧血、出血傾向、リンパ節腫脹、易感染性、肝脾腫等の著しいもの

2輸血をひんぱんに必要とするもの

3治療に反応せず進行するもの

1発熱、骨・関節痛、るい瘦、貧血、出血傾向、リンパ節腫脹、易感染性、肝脾腫等のあるもの

2輸血を時々必要とするもの

3継続的な治療が必要なもの

継続的ではないが治療が必要なもの

(注1)A表に掲げる治療とは、疾病に対する治療であり、輸血などの主要な症状を軽減 するための治療(対症療法)は含まない。

(注2)A表に掲げる治療に伴う副作用による障害がある場合は、その程度に応じて、A表の区分をⅡ以上とする(Common Terminology Criteria for Adverse Events (CT CAE)のグレード2以上の程度を参考とする。)。

B

区分

臨床所見

1 梢血液中のヘモグロビン濃度が7.0g/dL未満のもの

2 梢血液中の血小板数が2万/μL未満のもの

3 梢血液中の正常好中球数が500/μL未満のもの

4 梢血液中の正常リンパ球数が300/μL未満のもの

1 液中のヘモグロビン濃度が7.0g/dL以上9.0g/dL未満のもの

2 梢血液中の血小板数が2万/μL以上5万/μL未満のもの

3 梢血液中の正常好中球数が500/μL 以上1,000/μL未満のもの

4 梢血液中の正常リンパ球数が300/μL以上600/μL未満のもの

1 梢血液中のヘモグロビン濃度が9.0g/dL以上10.0g/dL未満の もの

2 梢血液中の血小板数が5万/μL以上10万/μL未満のもの

3 梢血液中の正常好中球数が1,000/μL以上2,000/μL未満のもの

4 梢血液中の正常リンパ球数が600/μL以上1,000/μL未満のもの

(6)検査成績は、その性質上変動しやすいものであるので、血液・造血器疾患による障害の程度の判定に当たっては、最も適切に病状をあらわしていると思われる検査成績に基づいて行うものとする。

特に、輸血や補充療法により検査数値が一時的に改善する場合は、治療前の検査成績に基づいて行うものとする。

(7)造血器疾患の病態は、各疾患による差異に加え、個人差も大きく現れ、病態によって生じる臨床所見、検査所見も、また様々なので、認定に当たっては前記(5)のA表及びB表によるほか、他の一般検査、特殊検査及び画像診断等の検査成績、病理組織及び細胞所見、合併症の有無とその程度、治療及び病状の経過等を参考とし、認定時の具体的な日常生活状況等を把握して、総合的に認定する。

(8)細胞移植の取扱い

ア 造血幹細胞移植を受けたものに係る障害認定に当たっては、術後の症状、移植片対宿主病(GVHD)の有無及びその程度、治療経過、検査成績及び予後等を十分に考慮して総合的に認定する。

イ 慢性GVHDについては、日本造血細胞移植学会(ガイドライン委員会)において作成された「造血細胞移植ガイドライン」における慢性GVHDの臓器別スコア及び重症度分類を参考にして、認定時の具体的な日常生活状況を把握し、併合(加重)認定の取扱いは行わず、諸症状を総合的に認定する。

ウ 害年金を支給されている者が造血幹細胞移植を受けた場合は、移植片が生着し、安定的に機能するまでの間を考慮して術後1年間は従前の等級とする。

 

注釈:上記の認定基準は代表的な一例です。障害の部位や状態によって認定基準が異なる場合があります。

また、認定基準は頻繁に改定されるため、最新の情報は都度、日本年金機構ホームページ国民年金・厚生年金保険 障害認定基準などでご確認ください。

受給につなげるポイント           

障害年金の請求において、最も重要な書類は診断書であることは言うまでもありません。審査機関(日本年金機構)は、診断書の内容で障害の状態を判定し、支給/不支給、等級などを決定します。その他にも、審査において重視されるふたつの書類があります。

まずは【初診日】確定がたいへん重要です。障害の診断または因果関係のある傷病の診察を最初に受けた日となり、その日に加入していた年金制度によって、厚生年金か国民年金のどちらで申請可能か決定されるからです。

思い当たる医療機関に問い合せ確定できたら、医師に「受診状況等証明書」(医証)を記入してもらいます。初診日が古く、カルテが破棄されている、医療機関が既に廃院している、等の理由で医証が取れないことがあります。

その場合は、該当の医療機関で診察を受けたことを証明する資料(医療機関発行の領収書、診察券、健康保険組合の給付記録など)を集めるようにし、2番目以降に受診した医療機関で「受診状況等証明書」の作成を依頼します。

ふたつ目は病歴・就労状況等申立書です。審査において傷病の発症から現在に至る病歴の内容を、細かく照合・精査されます。

そして、矛盾や記入漏れなどがあると差し戻され、改めての記入や修正を求められますので、いい加減に記載することなく、自分の病歴・就労情報などを正確に注意深く丁寧に書き込みましょう。

受給の可能性を高めるポイントとしては、1.発病当時に他に関連する傷病がなかったか調べる。2.受診歴に不備がないようにする。3.医療機関を受診していなかった時期も、通院期間と合わせた全体の流れとして、一日も抜けがないように病歴欄に記入する。

4.医師に診断書記入を依頼する際に、病歴や就労に関して相違が生じないよう、正確な自分の申立書と同様の内容を整理した書面などをまとめて渡すとよい。

5.医師から診断書を受け取った後、診断書の内容とその他の書類(病歴・就労状況等申立書、受診状況等証明書等)の整合性をチェックし、矛盾や不備等がある場合は、必要に応じて診断書の訂正を医師に依頼する。

以上の5点になります。

そのほかに年金請求書などの、定められた何種類かの書面とともに日本年金機構への提出をします。手続きが複雑で面倒だと思われるでしょうが、そこを乗り越えて無事に受給につなげるためにも、1枚1枚の書類に不備がないか十分に留意し、自分に不利益な結果を招かないようにすることがとても大切です。

ご自身で対応することが難しい場合、受給の可能性を少しでも高めたい場合は社会保険労務士にサポートを依頼することも方法です。障害年金アンサーズなら、日本全国の障害年金に強い社会保険労務士を検索することが可能です。詳しくは「社会保険労務士に依頼するメリット」をご参照ください。

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